2024年最後の給食,「吉野煮」と「キャベツのいそ和え」

 2学期,2024年最後の給食は,「吉野煮」と「キャベツのいそ和え」でした。吉野煮は,奈良県の吉野地方で採れるくず粉や片栗粉を使い,とろみをつけて煮た料理です。くず粉は野生のくずの根からとれるでんぷんで,かたくり粉よりも固まる力が強く独特の風味が特徴です。
 今年1年間,おいしくバラエティーに富んだ給食をおいしくいただくことができました。2025年もよろしくお願いします。

ハッピー!クリスマス・メニュー!

 今日は子どもたちがとても楽しみにしているクリスマスメ・ニューでした。「トマトピラフ」,「マカロニスープ」,「白身さかなのスパイス揚げ」,「クリスマス・デザート」の小さなケーキも付いています。
 どれも華やかなクリスマスをイメージできるおいしい献立でした。

「ボルシチ」と「ツナサラダ」

 今日はパンの献立でした。「ボルシチ」と「ツナサラダ」の組み合わせです。
 ボルシチはウクライナやロシアなどの東ヨーロッパの伝統的な料理です。世界三大スープともいわれ,見た目が鮮やかな深紅色をしているのが特徴です。この鮮やかな色合いは,材料として使うビーツによるものだそうです。給食のボルシチは,デミグラスソースやサワークリームでほどよい酸っぱさを出しています。

「さわらのゆずみそかけ」と「のっぺい汁」

 今日は和風の献立です。「さわらのゆずみそかけ」と「のっぺい汁」でした。「さわらのゆずみそかけ」は,ゆずの風味が香る少し甘めのみそだれがかかっています。さっぱりした白身のさわらとの相性が抜群です。
 のっぺい汁には,サツマイモ,ニンジン,大根,ゴボウなどの根菜がたっぷりと入っています。繊維質が多いとてもヘルシーな献立でした。

「けんちんうどん」と「ふくふく豆」,「あたごなし」付き♪

 今日は麺メニューの日です。「けんちんうどん」と「ふくふく豆」,甘くておいしい「あたごなし」が付いています。
 あたご梨(愛宕梨)の主な産地は岡山県です。全国の4割以上が岡山産で,岡山市東区西大寺の雄神地区が最大の産地となっています。果汁が多くてほどよい甘さにシャキっとした食感が人気の秘密です。

「親子煮」と「甘酢和え」

 今日の給食は「親子煮」と「甘酢和え」でした。親子煮(おやこに)は,鶏肉と卵を煮合わせた子どもたちに人気のメニューです。鶏肉,にんじん,干しシイタケなどの旨味とたまねぎの甘味がほどよいおいしさです。
 シャキッとした歯ごたえのある甘酢和えといっしょにいただきました。

「あかうおの野菜あんかけ」と「みぞれ汁」

 今日の献立は「あかうおの野菜あんかけ」と「みぞれ汁」でした。あかうおは体表が赤い魚の総称で,アコウダイ,アラスカメヌケなどがよく知られています。白身でさっぱりとした味わいが特徴で,たんぱく質,DHA,EPA,ビタミンDなどの栄養が豊富なうえに,低カロリーでヘルシーです。からっと上げたあかうおを甘酢あんかけでおいしくいただきました。
 運動,休養,そして栄養バランスを考えた食事を取ることは健康なくらしに欠かせません。毎日の食事を大切にしたいものです。

「ミート・サンド」と「野菜のスープ」

 今日はパンの献立です。「ミート・サンド」と「野菜のスープ」の組み合わせでした。ミート・サンドの具には,牛肉やタマネギなどがたっぷり入っています。
 野菜スープも,じゃがいも,にんじん,タマネギ,キャベツなどの野菜がいっぱい入っていて栄養満点です。使われているキャベツは牛窓産の甘くて食感のよいものです。

「サケの塩こうじ焼き」と「打豆汁」,「菜飯の具付き」

 今日は和風な献立で,「サケの塩こうじ焼き」と「打豆汁」が出ました。ご飯にかけていただく「菜飯の具」が付いています。
 打豆は,水に浸して柔らかくした大豆をつぶして乾燥させた保存食です。吸水性に優れ,火が通りやすいため,さまざまな料理に使われてきました。雪深い日本海側の地域や東北地方で,冬の大切なたんぱく源として伝わって来ています。

「ホワイトカレーめん」と「コール・スロー・サラダ」

 今日は麺の献立です。「ホワイトカレーめん」と「コール・スロー・サラダ」でした。ホワイトカレーは北海道生まれの,文字通り白っぽい色のカレーです。クリームソースをベースに,黄色っぽいターメリックや色のついたスパイスを使わずに白っぽい色に仕上げています。風味は普通のカレーとあまり変わりませんが,クリームソースベースなのでまろやかなのが特徴です。
 カレー麺は子どもたちにも大人気でした。

「若鶏とごぼうの照り煮」と「かきたま汁」

 今日は「若鶏とごぼうの照り煮」と「かきたま汁」の組み合わせでした。若鶏の柔らかい肉と食感のあるごぼうの相性は抜群です。甘辛い照り焼き風味の味付けでごはんが進む逸品でした。
 旨味たっぷりのかきたま汁といっしょにおいしくいただきました。

「関東煮」と「おかか和え」

 今日は「関東煮」と「おかか和え」でした。
 一般的には,おでんを関西では「関東煮」と呼びますが,関西の「関東煮」と関東の「おでん」にはいくつか違いがあるそうです。まず違うところは,関西の「関東煮」はかつお節をだしを使い薄口しょうゆを合わせて甘めに味付けするところです。一方,関東の「おでん」はかつお節ベースのだしに濃口しょうゆを使って濃いめのだしで具材を煮込んで,しっかりと味と色を付けるそうです
 そばやうどんの汁が関西と関東で違うように,おでんにも地域の特徴が現れていますね。

「アジのハーブ焼き」と「スパゲッティ・ソテー」

 今日はパンの献立でした。「アジのハーブ焼き」と「スパゲッティ・ソテー」が出ました。ハーブは香りのある草や香りの強い草で香草と呼ばれたりすることもあります。香りのよい植物を料理に使うことで,味に深みを付けたり臭みを取り除いたりするなどのメリットが知られています。
 今日のアジもほどよい味付けと香りでパンによくおかずでした。スパゲッティ・ソテーといっしょにおいしくいただきました。

「かぼちゃのそぼろあんかけ」と「みそ汁」

 今日は「かぼちゃのそぼろあんかけ」と「みそ汁」でした。のり鰹のふりかけが付いています。冬至は1年で最も日が短い一日です。寒くなると体調を崩しやすいことがあるため,日本では冬至の日には栄養豊かな食べ物を取る習慣があります。
 かぼちゃには,βカロテン,ビタミンE,ビタミンB群,ビタミンCなどのビタミン類が多く含まれ,健康を守るためによいと言い伝えられてきました。おいしく味わっていただきました。

「たかなラーメン」と「大学いも」

 早いものでもう12月となりました。今日は麺メニューで「たかなラーメン」と「大学いも」でした。冬に収穫されるピリッと辛い高菜は株が大きくて漬け物に向いています。高菜の原産地は中央アジアで,中国に伝わったあと平安時代頃に日本に持ち込まれていました。暖かい気候を好むため,日本では九州地域を中心に生産され,長野の野沢菜,広島の広島菜とならぶ日本の三大漬菜に数えられています。
 甘くておいしい大学いもといっしょにおいしくいただきました。