「関東煮」と「ゆかりあえ」










 今日の献立は,「関東煮」です。「かんとだき」と読みます。関西地方では,おでんのことを「関東煮(かんとだき)」と呼ぶそうです。学校給食の「関東煮」は,さといも,だいこん,にんじん,さやいんげん,こんにゃく,牛肉,ねり物を コトコト煮て作ります。味しみも良く,食べると体も心も温まります。しょう油はもちろん古都学区の羽原醤油です。今日も感謝していただきます。

「若どりの金山寺みそ焼き」と「みぞれ汁」










 今日の献立は,とり肉に金山寺みそをまぶして焼いた「若どりの金山寺みそ焼き」です。金山寺みそは,そのままでも食べられますが,焼くことでふっくらと甘い味になります。甘いみそで,いつも以上にご飯が進みます。今日も感謝していただきます。 

「ミートサンド」と「野菜のスープ煮」










 今日の献立の「野菜のスープ煮」には,じゃがいも,にんじん,ブロッコリー,たまねぎ,キャベツが入っています。その中のキャベツは,瀬戸内市の牛窓地区で作られたものです。牛窓産のキャベツは,甘くて肉厚なところが特徴です。野菜をたくさん食べて風邪の予防に努めたいです。今日も感謝していただきます。 

「赤魚の野菜あんかけ」と「根菜のみそ汁」










 根菜とは,地中にある部分を食用とする野菜のことです。 「根」という文字がついていますが,地下茎を食べるものも含まれています。

 今日の献立「根菜のみそ汁」には,大根,ごぼう,にんじん,さつまいもがたくさん入っています。根菜にはビタミン,ミネラルが多く含まれています。栄養満点,愛情たっぷりの給食を今日も感謝していただきます。

「ホワイトカレーめん」と「白菜サラダ」










 カレーといえば,茶色っぽい褐色というイメージでしたが,近年はグリーンカレーやホワイトカレーなど多様化してきたように感じます。

 今日の献立「ホワイトカレーめん」は,写真で見る限りでは,クリームスパゲティのようではありますが,味はスパイシーなカレーです。クリームソースをベースにしているため,風味はまろやかです。今日も感謝していただきます。 

「若どりとごぼうの照り煮」と「豆腐のすまし汁」










 今日の献立「 若どりとごぼうの照り煮」は,衣をつけて揚げた鶏肉とごぼうに甘辛いたれがからめてあります。ご飯との相性も良く,食欲が進む味つけです。「豆腐のすまし汁」は,かつおと昆布のだしが,具材の豆腐やじゃがいも,たまねぎなどをやさしく包んでいて,こちらもご飯との相性が抜群でした。今日も感謝していただきます。

「吉野煮」と「ゆず香あえ」










 今日の献立の「吉野煮」は,奈良県の吉野地方の郷土料理です。吉野地方は,くずの産地としても有名です。そのくずからできた「くずきり」を入れた煮物が「吉野煮」です。給食では,くずきり,さといも,若どり,うずら卵,厚揚げ,にんじん,ごぼうが,ふっくらとやさしい味で煮てあります。寒い時期に心も体もほっこり温まります。今日も感謝していただきます。  

「さけの粒マスタード焼き」と「かぶのスープ」










 今日の献立は,「かぶのスープ」 です。かぶや大根と言えば冬が旬の野菜です。白い部分は,カリウムやビタミンC,食物繊維を含んでいます。また,葉の部分はβーカロテンやビタミンC,カルシウムなどが豊富で緑黄色野菜に分類されます。今日のスープに入っているかぶは,やわらかく上品な味でした。今日も感謝していただきます。

「かぼちゃのそぼろあんかけ」と「みそ汁」










 日本では冬至の日に「ん」が2つの食べ物を食べるとよいとされています。かぼちゃは,別名「な」なので,食べると幸運がやってくるかもしれませんね。ちなみに,今日の献立「みそ汁」には,に が入っています。今年の冬至は12月22日です。今日も感謝していただきます。

「けんちんうどん」と「大学いも」










 今日の献立の「大学いも」,なぜこの名前がついたのか不思議に思っていました。名前の由来には諸説あり,どれが本当なのかは分かりませんでしたが,油で揚げたさつまいもに糖蜜をからめたこの料理が,給食の献立の中でも人気なのは分かりました。おかずとおやつの境目にあり,特別感もあります。今日も感謝していただきます。 

「とりちゃんこ」と「酢の物」










 「ちゃんこ」と言えば,相撲部屋というイメージですが, 力士の体格を作り上げるために栄養バランスを第一に考えた相撲部屋で日常的に食べられる食事のことです。

 今日の献立の「とりちゃんこ」は,たくさんの具材が入っていて,栄養バランスも良く,育ち盛りの小学生にはぴったりです。今日も感謝していただきます。

「いわしの竜田揚げ」と「呉汁」










 「竜田揚げ」という名前は,しょうゆで下味をつけて揚げるとほんのり赤くなる様子が,奈良県の竜田川に紅葉が流れていく風景に似ているところからついたそうです。 とても風流な名前ですね。からっと揚がった「いわしの竜田揚げ」は,ご飯との相性抜群です。今日も感謝していただきます。

「若どりの香草焼き」と「野菜ソテー」










 学校給食の焼き物は,肉や魚をやわらかくしたり,臭みを消したりするために,下味の工夫をしています。

 今日の献立の「若どりの香草焼き」には,白ワインやガーリックの他に,バジル,オレガノといった香草が使われています。また,パン粉をまぶして焼いているので,外がサクッとしています。今日も感謝していただきます。

 

「ビビンバ」と「わかめスープ」と「みかん」










 今日は,韓国風献立です。「ビビンバ」は,韓国語で「混ぜご飯」という意味だそうで,朝鮮半島の代表的な料理の一つです。 給食の「ビビンバ」は,みんなが食べやすいように甘口にしてあります。「わかめスープ」とともに野菜がしっかり入っていて,栄養満点です。今日も感謝していただきます。

「マーボーだいこん」と「ばんさんすう」










 だいこんがおいしい季節になってきました。おでんなどの煮物や,サラダ,漬物など,いろいろな料理に使われます。今日の献立の「マーボーだいこん」は,そんな大活躍のダイコンの新境地を開いた料理かもしれません。豆腐の代わりにだいこんを使っていますが,味しみ,食感ともに良くて食べやすいので, 子どもたちにも人気です。

「若どりの塩こうじ焼き」と「すまし汁」










 今日の献立は「若どりの塩こうじ焼き」です。塩麹は,漬物の漬け床として,古くから使用されていました。今日のような料理の調味料として広く使われ出したのは,21世紀になってからではないでしょうか。肉にも魚にも合うすばらしい食品です。伝統的な食文化も食の進化も給食で味わえています。 今日も感謝していただきます。

「照り焼きフィッシュサンド」と「白菜スープ」と「一口ゼリー」










 今日の献立「照り焼きフィッシュサンド」は,白糸だらという魚を使っています。白身で身は締まっていますが,食感はやわらかかったです。衣をつけて油で揚げた白糸だらに甘辛い照り焼きのたれがからめてあります。もちろんたれも手作りです。今日は「岡山県産ゆずレモンゼリー」もついて,子どもたちも大喜びでした。 

「うま煮」と「ひじきの和え物」










 今日は和食献立です。2013年に日本の和食は,健康に良い食事であることから,ユネスコの無形文化遺産に登録されました。今日の献立「うま煮」は,だしがきいて,味がしみ込んだ,健康に良く,おいしい食事と言えます。  

「高菜ラーメン」と「カミカミポテト」










 高菜は中国(中央アジア) 原産の野菜で,冬が旬です。日本では九州地方で多く栽培されています。高菜漬けという漬物のイメージがありますが,葉が柔らかいので,生で食べることができるそうです。今日の献立「高菜ラーメン」には,旬の高菜や白菜が入っています。冬の気配を感じつつ今日も感謝していただきます。

「松風焼き」と「さつまいものみそ汁」










 今日の献立の「松風焼き」は,いかにも日本的で風流な一品です。解説は,この下のもう1枚の写真でご確認ください。ネーミングも素晴らしいですが,だしが効いたまろやかな味も格別です。一つ一つアルミカップに入れて焼いてくださっています。今日も感謝していただきます。









 古都小給食室「給食ニュース」より